試行錯誤の日々・・・
地元の電気工事会社の専務であった人が市民のためのパソコン通信ネットをつくろうと一念発起して、周囲の人たちに呼び掛けたところ、県会議員や地元の若手経営者など三十名がすぐに集まり、協力してネットをつくろうということになった。
しかし最初はなかなかうまくいかなかった。
それもそのはず、集まった三十人のうちパソコン通信のやり方を知っていたのは三~四人。
しかも今のようにホスト局用のソフトが手軽に手に入るという状態ではなかったから、本を参考にBBSのプログラムをつくっていった。
そしてやっとイーモバイルのパソコンのネットワークの運営を開始できたのは一カ月以上もたってからであった。
運営を始めてしばらくの間は、このネットは面白い情報を流して、会員に喜んでもらうことを目指した。
しかしいくら情報を入れても、なかなか読んでもらえなかったという。